なぜチップにヒートシンクを抱かせるかと言えば、シリコンダイおよびパッケージから空気中に放出する熱量が限られるため、いったんヒートシンクに熱を伝えることによって仮想的に表面積を大きくし、空気中に放出できる熱量を増やそうとしているわけですよ。それでなぜヒートシンクにファンを抱かせるかと言えば、ヒートシンクの表面積に限りはあるし、自然の対流で空気中に熱を放出するのにも限りがあるからこそ、比較的冷えた空気をヒートシンクの表面に供給し続けるためにファンを回しているわけです。

ちなみに、自然空冷と強制空冷とでは適切なヒートシンクの形状というモノが変わってきますのでご注意ください

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