シリアスだからたたむね2
これは雇用者サイドの話になるんですが、もし障害者を雇用しますとなったときには、当たり前の話ですが、健常者に対してより更にサポートが必要になります。普段できることができないのですから、職務領域を的確に定め、負担のかからないよう手厚なサポートを行うことが求められます。うまく行かなかったときのバッファも設けておくべきでしょう。
これは仕事的にも人員的にも余裕のある企業だからこそできるのであり、余裕のない企業はお互いが不幸になるためやるべきではないと思っています。
企業をイベントスタッフに入れ替えても同様であり、あくまで「余裕のある」見込みが出たら、障害者をスタッフに動員することは十分可能だと思います。余裕というのは、スタッフマニュアルが作成されるなど、「ノウハウの蓄積」なども含まれます。
いまコミケスタッフやM3スタッフの募集を見たところ、障害者を理由に断るような記述はぱっと見ですが見当たりませんでした。20年以上やっているので十分知見が溜まっているのかもしれません。
シリアスな話なのでたたむね。
障害者雇用についてはこれがわかりやすかったですね。
http://www.jeed.or.jp/disability/data/handbook/om5ru8000000lqn3-att/q2k4vk000000tn5f.pdf
もしメンのヘラを「精神障害者」とくくる場合、上記20ページのQ9.にアンサーがあって、
『一般的には、各障害には共通の特性があり、その特性に応じて職務を検討すると次のように職域が限定されることとなります。 ... 精神障害者には、対人対応が少なく短時間勤務が設定しやすい職務』
僕が先の記事で書いたことと合致してますね。「メンがヘラっている、それすなわち思考力を失っている」の節
「重要なポジションに置かされる人間にとって大事なものは「思考力」である。リードポジションに置かれる人間は実際にその人が手を動かして物事をfixすることよりも、下から流れてくる質問事項を捌くことが多いのではないかと思う。」
これを上記ページと照らし合わせると、やはり「人選ミス」となる。もうすぐ両手で数えだすほど言ってますね。
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