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[第3回 常にそこにいろ:継続は力なり―大器晩成エンジニアを目指して|gihyo.jp … 技術評論社]( gihyo.jp/dev/serial/01/continu )

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かつての同僚にリモートで働くエンジニアがいた。彼はまさに「常にそこにいる」タイプだった。

メールを送るとすぐに返事をくれる。メールの往復の数を減らすために要点がまとまったメールを書いてくる。メールスレッドが止まるとここまでのまとめを書いて,誰がボールを持っているかを明確にしてくれる。コードレビューは必ず半日以内にしてくれた。彼に何かを催促したことは一度もない。JIRAのチケットのステータスは常に最新だ。彼が何をやっているかは一目瞭然だった。

難しいバグの調査を任せられたときも常にそこにいた。クライアントエンジニアはバックエンドのバグだと言い,バックエンドエンジニアはクライアントのバグだと言って議論は止まりがちだった。彼は推測と事実を分けて列挙して,みんなの議論をガイドしていった。常に議論に目を光らせていた。最終的にはクライアント,バックエンド両方にバグがあったことが判明した。

彼は物理的に遠く離れたリモートにいたが,チームのみんなは彼があたかもここにいるように感じていた。誰もが彼とまた働きたいと思うような人であった。
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