そういえば、昔働いてたとこに中国出身の人が入ってきて、歓送迎会の時に色々と話してて、中国の歴史の話になって、「私は唐の時代が一番好きなんですよ」と言われ、「私は清だなー」と言ったら「あんなずっと戦争してた時代…私は文化が広がった唐の時代のほうが好きです」って言われて、ハッとして、「ごめん！！！！！」ってなったことがあって。

私はどこか他国の戦争や歴史を「冒険活劇の物語」のように捉えてたなと。しかも清の戦争の歴史には日本も多いに含まれている。司馬遼太郎が書く世界が日本の歴史だと思ってる人や、都合のいい物語を捏造して信じるネトウヨらと変わらなかったなと。

その後は故宮博物院の話などで盛り上がったものの、配属は同じ部署の現場違いで、一緒に働くことは出来ず、割合すぐやめていってしまったのだけど、今でもあの時のことには感謝してる。

中国が、台湾が、沖縄が、と国や土地を一括にしてきな臭く騒がしい（騒がしくしたい）話が増えて思い出したこと。