ActivityPub に分散レビューシステムを載せられる気がしているんだよな。
投稿がレビュー、拡散は任意の倍率 (負を含む) の減衰つきでのレビューへの信用の評価と表明、という感じで。
問題はレビュー対象をどう名寄せしていくかだけど、とりあえず URI だけを対象にしても使い物にはなる気がする
この機構で私が実現したいのは「レビューへの信用の主観的なスコア集計の自動化」で、たとえば自分が目にするレビューにも「この人のレビューは一般に信用できる」とか「このレビューはむしろ疑念がある」などの正から負までの重み付けがあって、しかも「信用できる人が信用している人はちょっと信用してよさそう」という信用のチェーンとスコア減衰がある。
これはまさしく Web of Trust の目指したところだけど、静的なスコアでなくレビュー活動自体を分散 SNS の機構に載せることができるような気がしている
https://mastodon.cardina1.red/@lo48576
名寄せ問題は URN で JAN とか ISBN とかを指定できるようにすれば普通に大丈夫か
https://mastodon.cardina1.red/@lo48576/105376647965798269
普遍性とか人気とかを捨て去った、とにかく主観的な有意義性を中枢に据えるような価値判断システムが欲しいのよね
たとえば私が信用していない人々が「動的型付けは神!」などと言っていても、それは私にはどうでもいいというか、逆に「信用していない人々が称賛しているものは、やっぱり信用できない」というマイナス評価に繋がるわけです。
それよりも、「この人の思想や感性は私と近いな」という人が「この静的型付き言語いいぞ」と言っている情報を重く受け止めたいじゃないですか。
https://mastodon.cardina1.red/@lo48576/105376683912506483
論文のレビューとかがかなり近そう、本質情報だ
https://mstdn.nere9.help/@orange_in_space/105376981504011133
だからこそ「自分が信用するとマークした人間や評価を信用し、その他大勢のどうでもいい人間の評価が反映されない」というシステムが輝くと思うわけです
https://mstdn.nere9.help/@orange_in_space/105377035129958505
https://mstdn.nere9.help/@orange_in_space/105377040321947364
むしろそういう「局所的なクラスタでの信仰」みたいなのを再現したい、定量化したいという気持ちがあって、同時にそれが (現実に広く見られる) 誤りを無視した高評価に繋がる懸念も理解はしている。
<https://mastodon.cardina1.red/@lo48576/105376610784961448> で「投稿への信用」と「投稿した人への信用」を別で挙げているのはそういうところのお気持ちの反映で、「人間への信用はデフォでその人によるレビューへ引き継がれるところがあるが、必ずしも全てのレビューでそういうわけではない (信用している情報源の部分的な否定や補足はありうる)」というところも、ちゃんとモデル化して明示されればユーザも2種類の信用の差異を認知できるようになるのではないかなと。
あと Web of Trust を挙げたのも、「人間が人間を信用している事実についての信用」と「人間による投稿についての信用」も別種だしモデル化段階で区別される必要があるなぁみたいな気持ちで書いていた
もちろん明示されてもそういうのをうまく扱えない人々がいることは承知しているんだけど、そういう人々自体について「私が私のために」ゼロや負に近い信用度を設定できればいいというお気持ちもある。
誰を、何を信用するかユーザが完全に制御できるのなら、信用できない人をスコア計算から排除して信用すると決めた人を半ば身内扱いするようなある意味「性善説的な」機構も十分に有意義だろうしそこまで脆弱にはならないはず
私が第一に欲しいのは「私が人の話を信用するメカニズムの機械化」であって、信用の伝播とかはそのための道具にすぎない。
このシステムはグローバルな信用や他者のためのスコア算出を目的としていない。
言ってしまえば、このレビューシステムがあってもなくても私の脳内で起きていることに違いはなくて、単にその脳内で発生した価値判断を web で再現したいだけなのよな。
人間が先でシステムはその模倣。
そのオマケとして、近隣クラスタでユーザが増えることで判断に使える材料が増えるというメリットはあるんだけど
オマケというか、「他人が価値判断を行った結果が、その証拠や重み付けを含めて機械可読になってほしい」というお気持ち。
従来のレビューでは価値判断の最終結果しか見えないことがほとんどで、証拠や反論についてのメタデータでの紐付けがとにかく弱いので。