電車のブレーキは大まかに分けると
・ブレーキシューを車輪もしくはディスクなどに擦り付けて止める空気ブレーキ(摩擦ブレーキ)
・モーターを発電機として使う電気ブレーキ
の2つがある
電気ブレーキも主に2種類に分けられ、
・モーターと抵抗器を繋げて熱に変換して制動力を得る発電ブレーキ
・モーター回路を架線や蓄電池などに繋げて電力に変換する(結果的に変電所で捨てるのも含む)回生ブレーキの2種
さらに用途で分けると、
・列車の停止時に使う常用ブレーキ(基本的には空気ブレーキと併用する)
・降坂時に速度超過とブレーキシューの過熱を防ぐ抑速ブレーキ
に分かれる
ちなみに空気ブレーキに関しては構造は色々あるが搭載したコンプレッサーで生成した圧縮空気をブレーキシリンダーに込めてブレーキシューを動かして止めるのが基本